セミリタイアの記録

いろいろ考えさせられる記事

『幻冬舎 GOLD ONLINE』の記事って、偏っているというか、決めつけたような物言いが多くて好きじゃないんですが、ついつい読んでしまうんですよね~。きょう見つけたのはこんな記事。まずはざっと読んでみていただけますか?

★退職金1800万円も1年で470万円に…60歳元部長の悲惨な末路

まずはこれ、本当に実話なのか? かなりフィクションが入ってんじゃないのか!?というのがあります。だけどまあ、そこは分からないので実話だとして・・記事のライターはこの元部長さんの行動をすべて非難してますけど、そこまで非難するのは違うんじゃないかと、私は思います。

■夫婦2人で豪華客船の旅に130万円

世界一周クルーズとかならともかく、「日本近海9泊10日」でしょ? 夫婦仲が良くて、旅行を楽しめたのなら、これぐらいの贅沢はいいじゃないですか。節約と資産構築に明け暮れ、充分な老後資金を手にしたとしても、そのとき身体が動かなくなっていては何の意味もないですから。そこまで非難されることじゃないと思いますね。むしろ『活きたお金の使い方』だと思います。

■水廻りのリフォームとバリアフリー化で700万円

これも、定年後すぐの再就職前に、自宅のリフォームをしたこと自体が悪いみたいに述べられてますが、果たしてそうでしょうか? これからも住み続けるならば、どこかのタイミングでリフォームは必要です。500万のつもりが予算オーバーで700万になったとか、今後の資金計画の中で500万という予算取りがどうだったかという点は検討の余地ありですが、すぐに自宅のリフォームを行ったことが無謀な行動のように書かれているのは、記事の信憑性を落としてますね。

■10年が経過したクルマを500万円のスポーツタイプに買い換え

元部長が非難されるとしたら、ここでしょうね~。もちろん、人にはそれぞれ価値観がありますから、「命の次に、クルマが大切」という人ならばこういう選択もあるかもしれません。ただ、一般的に退職後の生活は、現役時代に比べて何かしらの”ダウンサイジング”が必要になります。自家用車を維持するにしても、ひと回り小さなクルマ、より燃費のいいクルマに乗り換えるべきだと思います。ここは明らかなミスですね。


それでも、証券会社の窓口で釣られて投資信託に1000万円突っ込んだら、1年後に半値になった・・とかよりよっぽどいいじゃないですか。バリアフリー化できた立派な自宅は残ってるし、なんならスポーツタイプの車は軽乗用車に乗り換えることもできます。

そんなことより、年金受給後も含めて、資金計画がどこまできちんと建てられているかですよね。そこがないのに「なんとなく使ってしまった・・」は確かに良くないことかもしれません。それでも、元部長さんが定年までにどれだけ資産形成をしていて、今後退職金以外に手にできる資産がどれぐらいあるかにも触れず、ことさら退職金に手を付けたことが悪いかのようなこの記事は、ちょっとポイントがずれている(あるいは掘り下げ方が浅い)と感じました。

・・むしろ、問題が大きいのはこっちかもしれませんよ。

■「はい。長年にわたって部長を務めてまいりました」

再就職の面接で、これまでの経験を問われた場面で、本当にこう答えたとしたら・・これは重症です。最悪ですね。もっとも私だって、「早期退職後の職探し」では自分の市場評価をかなり読み間違えてましたけどね。なかなか自分を客観的に評価するのは難しいものです。

大切なのは、いかに早くそれに気づいて軌道修正するか。視野を広げて、これまでの経歴にこだわることをやめたり、待遇や各種条件の縛りを自分で外すことができるか・・。ぶっちゃけ、どこまで妥協できるかです。最初は”高望み”から始まっても仕方ないとは思いますけど、現役時代の経歴がそのまま生かせる”一部の恵まれた人”を除いては、いかに早く目覚めるかが勝負です! 50代・60代の再就職は本当に厳しいですから、覚悟してくださいね。

突っ込みどころは多いけれど、いろいろ考えさせられる記事ではありました。

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