主張

最高裁は、弱者の味方はしてくれない

もう、書くのも切ないですね。

きょう「正社員とほぼ同じ仕事をしているのに、非正規で働く人だけにボーナスや退職金がないのは不当だ」と訴えた裁判2件について、最高裁の判決がありました。結果は、2件とも原告の敗訴。つまり「正規雇用にボーナスや退職金があって、非正規雇用にないのは、不合理な差別ではない」という内容です。

これって最高裁の裁判官は、ちゃんと職場の実態まで調査してるんですかね? 雇用契約の書類とか、うわべだけの書面しか見てないんじゃないでしょうか。仕事内容に差があるんなら、まだ分かるんですよ。でも、実際は「正規」と「非正規」が同じ線表に入って仕事を回していたり、「正規」の休暇を「非正規」でカバーしていたり・・それって実質的には区別がないってことですよね?

そう言うと、よく「責任が違う」と言い逃れをする人がいるんですが、それって精神論でしかないですから。仕事のトラブルで実際に責任を取らされた正社員、どれだけいますか? 非正規のほうが、ミスをすると下手すればクビですよ。良くて”次の契約更新はしません”かも。正社員の「責任が重い」って具体的にどういうことなのか、分かるように説明してほしいもんです。

今回の最高裁の判決で、唯一理解出来る点があるとすれば「正規社員には異動や配置転換があるが、非正規にはない」という所ぐらいでしょうか? これは確かに勤務条件の違いと言っていいと思います。転勤できないから「非正規を選択する」という人もいるでしょうから。そして、確かに正社員にとって、転勤命令はそう簡単に拒否できるものではありません。・・少なくともこれまでは。これも、世の中の流れは少し変わりつつあると思いますけどね。

あとは「非正規には残業や休日出勤がない」とか、「正社員には、緊急時の呼出がある」とか、それぐらい労働条件にハッキリとした違いがないと納得できませんね。本来なら、正規と非正規は「職種」や「職場」をハッキリ分けるべきだと思います。『この職場は、責任者の1名以外は全員非正規で構成する』とかね。それぐらいしなければ、不公平感はなくなりませんよ。

★非正規格差 最高裁が判決 ボーナスや退職金について初の判断(NHK NEWSWEB)

この記事の
・「仕事の内容や責任は正規職員と全く同じでした。『アルバイト』ということばだけを聞くと、ボーナスを支給されなくて当たり前だと思われがちですが、同じフルタイムで同じ業務をしているのに非正規だからと言ってボーナスが1円も出ないのは、実態と合っていないと強く思いました」
・ボーナスの支給日には正規の職員に明細書を配る業務もあり、「笑顔で配っていたが、理不尽さを感じていた」
なんて、どう思います?

これが憲法違反じゃなくて、なんなんでしょう? 人間はすべて平等じゃないんですか? もっと現実を直視してくださいよ、”憲法の番人”でもある司法の人たち!

まったくやりきれません。かつて正社員として働いていた私から見ても、この差別はあまりにも理不尽です。このまま格差社会を放置していたら、日本も暴動が続発する国になりますよ。公平な社会があってこその民主主義じゃないですか。なぜ、人間を2種類に分けるんですか。人種差別と同じぐらいの罪ですよ。こんな国にした竹中平蔵が憎い。パソナの会長なんかやりやがって。

非正規で働く人の割合はどんどん増加しているそうです。上級国民に対抗して、「下級国民党」でも作ってみたらどうだろう。本当は、政治の力で打破するしかないと思うのですが・・。浮世離れした最高裁の判事に、世の中の何が分かるのか。悔しいですね~。

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