日経平均が23,050円の戻りピークをつけてから、だらだらと下がって22,500円付近。ここで下げ止まったのかどうか、意見が分かれているようです。確かに難しいですよね。
私がいちばん信頼しているミリオンストックの橋本明男氏は、もともと「先週5月24日をピークに6月末にかけていったん下げる」という予想をしていましたが、ここに来て「ピークが前ズレしたので、きょうあすで調整完了。ここから6月23,200円まで上げる」と読みが変化したようです。
一方で、楽天証券の窪田真之氏は「23,000円の壁は厚く、当面21,000~23,000円のレンジで推移」と予想しています。確かに、北朝鮮はやや態度が軟化したとは言え、アメリカが輸入車に25%の関税をかけるとか貿易摩擦は予断を許しませんし、安部政権だって次々と不都合な事実が明るみに出てホントに大丈夫か?という状況ですよね。実感としてはここから株価がグイッと上がる姿はなかなか想像できないです。
ただ、前述の橋本明男氏の以前の発言で面白いなと思ったのが、「株が上がったり、下がったりしたときの経済評論家のコメントは全部後付けに過ぎない。政策や地政学的危機で株価が動くのはほんの一瞬で、最終的に株価は需給関係のみで決まる!」と力強く宣言しているところです。このあたりキャリア38年の言葉の重みを感じるんですよね。
確かに、2月の暴落だっていろんな人がいろんな解説をしていましたが、実際のところよく分からなかった。で、暴落はしたけれど、結局は世界経済を反映した需給関係にしたがって、思ったより早いスピードで戻って来ました。なので、超・短期売買ならいざ知らず、多少は待つことのできる我々セミリタイア族は、目先の値動きに囚われ過ぎず、中期的な流れを重視すべきだと思うのです。
で、結局のところ上か下かよく分からないのですが(笑)、いったん利益を確定させた「高配当利回り銘柄」の三井住友FGと三井物産がどちらも程よく下がったので、ここからの反転を期待して買い戻しました。
一方で、これはちょっと矛盾するのかもしれませんが、利益のたっぷり乗った「ひふみプラス」をいったん売却して利益を確定させることにしました。徐々に上方向を予想しているものの、もしも大きく下げたら後悔することになりそうだったもので・・買い戻しのタイミングは慎重に見極める方針です。
6月に入れば、ザイナスメルマガの小型株短期トレードを本格化させます。まだ会社は辞めてないのに、もう仕事がどっかへ行っちゃうぐらいハマって来ました。結局、この世界が好きなんでしょうねー。徐々にペースを上げていきますよ~。